昔はもっと寛容だった気がするのに、
年齢を重ねるに従って短気になっています。
若い頃は相手にイラッとしても、
我慢して表面上は穏やかに接していました。
相手に嫌われるのが嫌なので、
話を合わせたり、怒らず許したり出来ていました。
でも最近は、すぐカッとなってしまい、
不機嫌な態度を隠せなくなりました。
あとで冷静になれば後悔するのに、
些細なことでカリカリして、
相手にキツく当たってしまいます。
特に予め分かっている事態が起きたのに、
ほら、やっぱりーーと強く怒りの感情がおきます。
予測出来るのだから、
むしろ感情が抑えられると思うのですが、
私はコントロールが出来ません。
例えば、勤務先でコーヒーを入れる係ですが、
私の入れたコーヒーは飲まないか入れ直す方がいます。
これはずっと前からで、
その度に傷ついたりイライラするのは
馬鹿馬鹿しいと思うのに、
どうしてもマイナスの感情が沸きます。
どうでも良い営業や勧誘の電話も毎日かかってくるのに、
その度にイライラして、
八つ当たり的に嫌な応対をしてしまいます。
その電話をかけている人も仕事で
仕方なくやっていると分かっているのにです。
トイレを汚したままにする人、
飲んだあとの缶や瓶を洗わない人、
喫煙場所を守らない人・・・
もうずっと何年も付き合い続けているのに、
もうしょうがないと受け入れる事が出来ません。
周りの人たちからすると、
どこに不機嫌のスイッチがあるか分からない、
地雷だらけのおばさんと思われているでしょう。
自分でも苦しくてしかたないのに、
どうすることも出来ず、ずっと苦しんでいます。
きょうこさん、初めまして。
pika pika の高橋と申します。
昔は我慢出来ていたことが、
最近はついカッとなったりイライラしたり。
周りの方とのご関係を壊してしまいそうで、
お困りなのですね。
文章の中で何気なく使っていただいた
「昔は我慢できていたのに」という言葉。
そこに原因があるかもしれません。
いつの間にか「嫌なことは我慢する」という
クセがついていませんか?
今までは我慢出来ていたことも、
1円玉貯金のように
長年のうちに心の中に溜まってしまうことがあります。
もう入れ物がいっぱいになているのに、
気付かずにまだ溜めようとしてしまったら、
きっと溢れて出てきてしまうでしょう。
これが、カッとなったりイライラしたりすることの
原因になることがあります。
もしこれがきょうこさんに当てはまるのなら、
「我慢する」以外の新しい自分を見つける必要があります。
気になることがあった時、
本当はどうしたいでしょうか?
相手に注意をしたいのかも知れません。
否定された気がして、泣きたいのかも知れません。
自分の気持ちを伝えたいだけかも知れません。
本当はどうしたいのか。
まずはそれを見つけることがスタートです。
本当の気持ちが見つかったら、
信頼出来るカウンセラーさんと一緒に
対処方法を見つけましょう。
きっと、きょうこさんの中の
素晴らしい気持ちが蘇って来ます。
毎日をイライラして過ごすのか
それとも爽やかに気持ち良く過ごすのか
それは、きょうこさんに100%委ねられている
自由な選択肢です。
出来るだけ気持ち良く過ごす為にも
まずはご自身の中の
本当の気持ちを見つけてあげて下さいね。
きょうこさんの日常が
キラキラと輝く素敵な時間で満たされることを
お祈りしております。